2024.6.21

先行契約と先行申込

こんにちは。

今回は賃貸物件の先行契約と先行申込についてお話させて頂きます。
あまり聞き覚えのないワードですが、先行契約か先行申込かで契約までの流れが大きく違うので要注意です。

『先行契約』

先行契約とは、主に賃貸マンションのお部屋で募集がかかり、完成前や前の住人が入居中で『内覧が出来ない(しない)状態で物件を契約する事』を言います。

あくまで契約であることから、契約締結後に内覧したり入居したりして、イメージと異なったりなど問題があった場合にキャンセルすることが出来ない状態となります。

通常、賃貸物件では内覧後に気に入れば申し込みをして審査を行い契約締結まで進みます。
賃貸物件含めて不動産物件の申し込みは基本的には先着順なので、前々から気に入っている物件だったり、諸情報などで確度が高い場合、空室になって他の人も同時に見れるようになってからでは遅いと感じる方に大変有効な物件獲得手段になります。

※賃貸契約の中で最も多く、ほとんどがこちらの先行契約に該当するケースが多いです。
また、人気の高い物件等は特にこちらの先行契約になるパターンが多いです。

『先行申込』

先行申込とは、賃貸マンションなどの物件で退去予告が出て、賃貸募集が開始された物件に対して、『内覧をしないで申込を入れる事』を指します。
あくまで申込の為、契約ではないのでキャンセルが可能です。
内覧をしてから想像していたイメージと違ったりした場合などにキャンセルする事ができます。

基本的に多くの物件では、申込先着順で優先順位が決まる為、先行申込も基本的に同じように先着順で優先順位が決められます。
よって興味がある物件や、前々から狙っていたマンションなど、確度の高い物件に関してであれば先行申込を行うのは大変有効な手段と表現して過言ではないと思います。

ただ、オーナー様からすると内見後キャンセルをされてしまって、そこから再度募集となると時間がかかってしまい、リスクが多くなってしまう為、先行契約で決めて頂ける方を優先して契約するというケースも多々ございます。
また引っ越しのハイシーズになって来ると、より先行契約物件が目立ってくると思います。

お客様によってどちらの方がお好みかはあるかと思いますがトラブル防止の為、必ず先行契約か先行申込なのか確認してお部屋探しをしましょう。

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